洗濯物からの発煙・発火に注意してください!


ページ番号1001718  更新日 2019年4月22日


アロマオイル等がしみこんだタオルは火災の原因に!

 アロマオイル等がしみこんだタオルを洗濯し、衣類乾燥機で乾燥させていたところ、洗濯物に残っていたオイルが酸化反応を起こして発熱し、自然発火し乾燥機が焼けてしまうという火災事故が発生しています。
 事故はエステティックサロン、マッサージ店等において多く発生していますが、家庭でもオイルがしみこんだタオル等は、絶対に乾燥機で乾燥せず、自然乾燥するよう注意してください。

酸化反応による発熱及び自然発火のメカニズム

 美容オイル(オリーブオイル、アーモンドオイル、グレープシードオイル等)、食用油、動物油等の油は、空気に触れると酸化して熱が発生します。この熱を酸化熱といい、酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火に至る可能性があります。
 アロマオイル等のオイルがしみこんだタオルも酸化反応が起こっていますが、常に外気に放熱されていれば自然発火には至りません。乾燥が終了した洗濯物を衣類乾燥機の中に入れたままにすると酸化熱が蓄積し、自然発火に至る可能性があります。

事故を防ぐために

次の事項を必ず守ってください。

洗濯物に限らず発煙・発火に注意が必要です

 オイルがしみこんだタオル、塗料やワックスを拭き取った布、油がしみこんだ紙等を、山積みしたり容器にまとめて入れたりしておくと、酸化反応により発熱し発火する危険がありますので、油が付着したものは重ねて置かないよう、ご注意ください。


関連情報

nite(独立行政法人 製品評価技術基盤機構 製品安全センター)注意喚起リーフレット


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