消防資機材の紹介

ページ番号1001650  更新日 2025年9月11日

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消防隊、救助隊、救急隊が災害現場で使用する資機材を紹介します。
隊員は災害の概要を見極め、数多くの資機材の中から適するものを瞬時に選び活動をします。

消防隊の資機材

防火衣

  • 消防隊が火災現場等で使用する服で、防火衣といいます。

    この防火衣は特殊な繊維で加工されており、1200℃の火炎に約40秒さらしていても大丈夫な耐熱性と防炎性を有しています。

    また、多種多様な災害現場において隊員の身体を守るだけでなく、立体裁断により高い機動性を有しています。

 


呼吸器

  • これは空気呼吸器といい、火災現場や有毒ガスが発生した現場などで使用するものです。

    火災現場では一刻を争う状況下で、高温・高濃度の有毒ガスが発生している建物の中に進入し活動しなければなりません。隊員はこの空気呼吸器を着装することで、悪環境下においても空気ボンベ内の新鮮な空気を吸入し活動することが出来ます。

エンジンカッター

  • これはエンジンカッターといい、さまざまな現場活動で活躍する破壊器具です。

    機動性が高いため多様な現場で使用され、破壊切断器具として重宝されています。また、ブレードを変えることによって木材・金属・コンクリートを切断することができます。

 

救急隊の資機材

救急隊資機材
左上がAED、右上が酸素吸入器、左下が救急バック、右下が吸引器
  • AED(半自動体外式除細動器)
    この機器は、心臓の状態を心電図で解析したり、傷病者を観察するためのさまざまな機能が備わっています。   また、傷病者の状態や波形によって電気ショックを行なうためのものです。
     
  • 救急バック
    青いバックが救急バックです。このバックには応急処置や救命処置をするための資機材などが入っています。
     
  • 吸引器
    口腔内に異物等がある場合に吸引し取り除くためのものです。
     
  • 酸素吸入器
    酸素を傷病者に吸入させることで血中の酸素飽和度を上げ、傷病者の状態を改善させるために使用します。

ストレッチャー

  • これはストレッチャーといい、傷病者を現場から救急車内に収容したり、救急車から病院に収容する際に使用するもので、救急活動には必要不可欠なものです。
    傷病者に負担をかけないよう工夫されているだけでなく、傷病者の状態によって身体を起こしたり座ったまま搬送できるなど、容易に体位変換が可能です。

救助隊の資機材

大型油圧救助器具

  • これは大型油圧救助器具といいます。写真は上から大型油圧カッター、大型油圧スプレッダー、電動式コンビツールです。

    主に交通事故などで脱出不能になった傷病者を救出するために使用します。写真下の電動式コンビツールは機動性の高さから、交通事故だけでなく機械器具の挟まれ事故等でも使用されます。

マット型空気ジャッキ

  • これはマット型空気ジャッキといい、重量物を押し上げて車両の下敷きになった傷病者を救出するためなどに使用します。

    動力は空気ですが、使用するマットの大きさによっては電車を押し上げることもでき、地面と重量物の間に隙間を作ることによって挟まれた要救助者を救出することができます。

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このページに関するお問い合わせ

埼玉西部消防局 警防部 警防課
〒359-1118 所沢市けやき台一丁目13番地の11
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