変電所での火災想定訓練

ページ番号1000934  更新日 2019年4月22日

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 2月7日(水曜日)水野分署管内に在る、南狭山変電所で、狭山消防署及び水野分署が、東京電力パワーグリット株式会社志木支社と合同訓練を実施しました。
 変電所内の変圧器から出火したという想定で、現場到着後の初動対応から、実際に放水を行い消火、鎮火までの活動を行いました。活動訓練後は、訓練を振り返り、東京電力職員、消防の意見交換を行い、最後に変電所内の設備を見学させて頂きました。

変電所火災出場

活動訓練

写真2
東京電力職員から状況報告を受ける
写真3
東京電力職員の誘導で変電所内に進入
写真4
東京電力職員から延焼中の設備について説明を受ける
写真5
現場指揮本部設置。情報収集、活動指示を行う
変圧器への通電停止を確認して放水始め
変圧器への通電停止を確認して、放水始め!!
写真7
CAFSを使用し、消火活動を実施

 CAFSとは、水に泡消火薬剤を混入させ、そこに圧縮空気を注入させる装置のことを言い、日本語では圧縮空気泡消火装置と言います。一般的に燃えてるものに対して、皆さん水をかけて消火というのが真っ先に思いつくかと思いますが、今回はこのCAFSを使用し消火訓練を行いました。現在埼玉西部消防局にはこのCAFSを搭載した消防車が13台あります。

写真8
東京電力職員により消火活動
写真9
東京電力職員、放水開始

意見交換・変電所設備見学

意見交換

変電所設備見学


 変電所で火災が発生した場合、消防だけでは災害を完結させる事が難しく、専門知識を持った関係者の力が必要となります。今回の訓練でも、東京電力職員からの情報を基に活動し、情報の共有、連携の大事さを感じました。今後も、このような特異な火災に対応できるよう訓練を重ね、関係機関との連携強化に努めていきたいと思います。

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