平成28年度うぐせみネットワーク事案対処訓練

ページ番号1001099  更新日 2019年4月22日

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 平成28年5月16日(月曜日)、飯能日高消防署、日高分署は、「うぐせみ」ネットワーク共同機関と合同で日高市文化体育館ひだかアリーナにおいて事案対処訓練を実施しました。

警察と消防が連携し、訓練を行っている様子


訓練想定 「公共施設に対する毒劇物散布事案」

 公共施設において、異臭がするとの利用客からの訴えを受け、施設職員が状況を確認したところ、数名の利用客が倒れており、付近に無色透明の液体がこぼれているのを発見し、警察、消防へ通報したもの。

参加機関

飯能警察署、埼玉西部消防局(飯能日高消防署、日高分署)、日高市役所

うぐせみネットワーク


 「うぐせみ」ネットワークとは

 飯能市、日高市の行政機関や民間団体と連携し、テロ防止対策を推進するためにネットワークを構築し、情報の共有やテロ発生時の協働対処体制を整えるなど、官民一体となった活動を推進していきます。

 飯能市の鳥「うぐいす」と日高市の鳥「かわせみ」から、「うぐせみ」ネットワークと名付けました。

訓練内容

最先着で警察官が到着し、避難誘導をしている

警察官が状況を聴取している


先に現場到着した警察による軽症者の避難誘導及び状況の聴取

消防が到着、警察から情報を聴取する
 消防が到着後、警察から情報を収集
得た情報を基に活動方針を決定する
 聴取した情報を基に活動方針を決定

陽圧式化学防護服を着装した救助隊が環境を測定する

救助隊が屋内で重症者2名を発見


 陽圧式化学防護服を着装した救助隊が 屋内検索により重症者2名を発見

 検知器を使用し周囲の環境を測定

汚染した傷病者を除染するテントを設営する

除染テント設置完了


毒劇物により汚染した傷病者を除染するテントを設定

重症者2名を搬送する

警察、消防が協力し重症者を救出する


重症者2名を警察、消防が協力し救出

軽症者を救急隊が観察する

軽症者を救急隊が観察する


除染後、救急隊により傷病者の容態を観察

救助隊が毒劇物を回収する

回収した毒劇物を警察へ引き渡す


救助隊が毒劇物を回収し、警察へ引き継ぐ

全員整列し、飯能警察署長、飯能日高消防署長から訓練の講評をうける
訓練の講評(飯能警察署長、飯能日高消防署長)

 うぐせみネットワークにおいて、初の事案対処訓練であり、関係機関との情報の共有及び連携活動により、災害発生時の協力体制を構築できた良い訓練となりました。

 今後も様々な実践的な訓練を重ね、より良い現場活動を目指します。

このページに関するお問い合わせ

飯能日高消防署
〒357-0015 飯能市大字小久保291番地
電話番号:042-973-9119 ファクス番号:042-974-7213
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