火災が起きてしまったら
どのような場合でも、火災になったときは、まわりの人に知らせることが第一です。
大声を出して、家族や隣近所の人に、火災を知らせます。一人での消火活動を考えずにみんなで協力をすることも大切です。
「火事だ~」
そのあと、必要なことに 119番通報 初期消火 避難 がありますが、これらの優先順位は状況によって異なります。
もしも、まわりに誰もいなかったら
- 初期消火ができると判断した場合は、初期消火をしてから119番通報してください。
- 初期消火ができないと判断した場合は、すぐに避難して、119番通報してください。
一人でなければ、初期消火にあたる人、119番通報を行う人に役割分担してください。
初期消火とは
火災の燃焼がどれくらいの時期までが初期消火が可能かを見極めることは難しいことです。
平均的な木造家屋の火災の場合は、状態によっても異なりますが、出火してから、おおむね、2分間までの火が床など横に広がっているだけの間、あるいはカーテンふすまなどの立ち上がり材に火が移ったときまでに火を消すことを言います。
初期消火ができる場合
火が床など横に広がっているだけの状態
火がカーテンやふすまなどの立ち上がり材に火が移ったときまでの状態
てんぷら油の鍋に火が入って鍋の油が燃えているだけの状態
このような場合であれば火を消すことが可能です。
初期消火ができない場合
火が部屋の壁板やふすまの上部など上の方向に火が燃え上がり天井に炎が達した状態
このような状態になったら消火は非常に危険です。迷うことなく、その場から避難してください。ご自身の生命に危険が及びます。
消火器を備えましょう!
消火器を備えておく
万が一の時に備えて、いつでも使える場所に消火器を置いておきましょう。また、あらかじめ消火器に明示されている使用手順をよく読んでおきましょう。
写真は、住宅用消火器 本体の色はベージュやグリーンなどがあります。
消火器の使い方
次の3つの動作を落着いて確実に行うことで、消火器は作動します!
- 安全栓を引き抜く
- ホースをはずし先端を火元に向ける
- レバーを強くにぎる
消火薬剤が噴射しますので、しっかりと火元に向けて消火してください。危険がない範囲で少しづつ火元に近づき消火します。
※ 消防署が消火器の販売、斡旋をすることはありませんので、消防職員などと偽った訪問販売にご注意ください。
このページに関するお問い合わせ
埼玉西部消防局 警防部 予防課
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